素行調査とは、特定の人物の日常的な行動パターンや交友関係、生活実態を調べる調査のことです。浮気調査と混同されることもありますが、素行調査はより広い範囲の行動を対象としており、様々な目的で利用されています。本記事では、素行調査の具体的な内容や依頼されるケース、費用の目安などについて詳しくご説明します。
素行調査の定義と目的
素行調査は、対象者の行動を一定期間にわたって調査し、その人物の実態を明らかにするものです。具体的には、日常の行動パターン、立ち寄り先、接触する人物、金銭の使い方、交友関係などを調べます。
この調査の目的は多岐にわたりますが、共通しているのは「本人の言動と実際の行動に乖離がないかを確認したい」という点です。人は誰しも、他者に見せる顔と本来の姿が異なることがあります。素行調査は、その隠された部分を客観的な事実として明らかにします。
素行調査が依頼される主なケース
結婚前の身辺調査
お子様の婚約者やそのご家族について調べたいというご依頼は、昔から根強くあります。交際相手の経歴、勤務先での評判、借金の有無、過去の交際歴、家族構成や家庭環境などを調査します。結婚は一生を左右する決断であり、事前に相手の実態を知っておきたいという親御さんの気持ちは当然のことといえるでしょう。
従業員の不正行為の調査
企業からのご依頼も少なくありません。従業員の横領や情報漏洩の疑い、副業禁止規定への違反、勤務時間中の不適切な行動(サボり、私用外出など)を調べるケースがあります。証拠がなければ処分を行うことが難しいため、客観的な記録を残すことが重要になります。
お子様の行動確認
思春期のお子様が深夜に外出している、交友関係が心配、いじめに遭っている可能性があるなど、親御さんが直接確認しにくい状況を調べるご依頼もあります。お子様のプライバシーに配慮しながらも、安全を確保するために必要な調査です。
高齢者の生活実態調査
離れて暮らすご高齢のご家族が、詐欺被害に遭っていないか、不審な人物と接触していないか、適切な生活を送れているかを確認するための調査です。近年、高齢者を狙った特殊詐欺や悪質商法が増加しており、このようなご依頼は増加傾向にあります。
調査方法の実際
素行調査では、主に以下の手法を組み合わせて調査を行います。
尾行調査は、対象者の後を徒歩や車両で追跡し、行動を記録する方法です。経験豊富な調査員は、対象者に気づかれることなく長時間の尾行を行うことができます。通常、2名以上の調査員がチームを組んで実施します。
張り込み調査は、対象者の自宅や勤務先、特定の場所の付近に待機し、出入りや接触者を記録する方法です。長時間に及ぶこともあり、忍耐力と集中力が求められます。
撮影・記録は、対象者の行動を写真や動画で記録することです。高性能のカメラや暗所撮影が可能な機材を使用し、法的証拠としても使用できる品質の映像を取得します。
調査報告書に含まれる内容
調査完了後にお渡しする報告書には、対象者の行動を時系列で詳細に記録した内容が含まれます。具体的には、各時刻における対象者の所在地、立ち寄った施設名、接触した人物の特徴、滞在時間、移動手段などが、写真や動画とともに記載されます。
報告書は、裁判や調停など法的手続きにおいても証拠として使用できる形式で作成します。日時、場所、状況が客観的に確認できるよう、厳密な記録基準に基づいて作成されます。
費用の目安
素行調査の費用は、調査の期間や範囲、投入する調査員の人数によって大きく変わります。一般的な目安としては、調査員2名体制で1日あたり8万円から15万円程度が相場です。ただし、調査の内容や難易度によって変動しますので、詳しくはお見積もりの際にご確認ください。
費用を抑えるためには、事前に対象者の行動パターンをできる限り把握しておくことが効果的です。「毎週水曜日の夜に外出する」「特定の場所に頻繁に出入りしている」といった情報があれば、調査の効率が上がり、費用の削減につながります。
法的な注意点
素行調査は合法的な範囲で行わなければなりません。探偵業法に基づき、調査結果を差別や嫌がらせ、ストーカー行為など不正な目的に使用することは禁じられています。また、不法侵入や盗聴器の設置、個人情報の不正取得などの違法行為は行いません。
当事務所では、探偵業法を遵守し、適法な調査方法のみを用いて調査を実施いたします。ご依頼の目的についても事前に確認させていただき、正当な理由に基づくご依頼のみをお受けしております。
まとめ
素行調査は、個人の方から企業の方まで、幅広いニーズに対応する調査サービスです。「何かおかしい」と感じたとき、事実を確認することは問題解決の第一歩です。一人で悩まず、まずは専門家にご相談ください。ひふみ探偵事務所では、ご相談者様のお話をしっかりとお聞きした上で、最適な調査プランをご提案いたします。